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貴金属の刻印の見方|K24・K18・Pt900・750の意味と刻印なし品の査定方法
金やプラチナの査定で最初に確認されるのが「刻印(こくいん)」です。刻印はその製品にどの貴金属がどれだけ含まれているかを示す、いわば品質表示のサインです。刻印の意味が分かると、お手元のジュエリーのおおよその価値を自分で見当づけられるようになります。この記事では、代表的な刻印の読み方、刻印を探す場所、そして刻印がない場合の査定方法まで解説します。
刻印とは何か
刻印とは、指輪の内側やネックレスの留め具などに打たれた小さな文字・記号のことで、貴金属の種類と純度を表します。日本では造幣局の品位検定マーク(日の丸と純度数字)が打たれた製品もあり、これは国の機関による品質証明です。買取査定では、この刻印を手がかりに純度を確認し、買取相場の記事で解説した「相場×重量×純度」の式に当てはめて価格を算出します。
金の刻印の読み方
K表記(カラット)
金の純度は24分率の「K(カラット)」で表されます。K24は24分の24、つまりほぼ100%の純金です。主な表記は次のとおりです。
- K24:純金(金含有率ほぼ100%)。インゴット・金地金に多い
- K22:約91.7%。コインや海外ジュエリー
- K18:75%。国内ジュエリーの主流で、喜平ネックレスや指輪の多くがこれ
- K14:約58.5%。海外製品や万年筆のペン先など
- K10:約42%。近年のカジュアルジュエリー
数字表記(1000分率)
海外製品では「750」「585」「916」のような3桁の数字で純度を示すことがあります。750はK18(75.0%)、585はK14、916はK22とほぼ同じ意味です。カルティエなどヨーロッパのブランドジュエリーは750表記が一般的です。
注意したい表記:GP・GF・メッキ
K18GP(金メッキ)、K18GF(金張り)、1/20K18などの表記は、表面だけ薄く金を被せた製品を意味します。中身は真鍮などの卑金属のため、地金としての買取は基本的に対象外です。ただしブランド品やアンティークとして価値がつく場合もあるので、自己判断で処分せず査定にお出しください。
プラチナ・銀の刻印の読み方
プラチナは「Pt」に続く1000分率の数字で純度を表します。
- Pt1000/Pt999:純プラチナ
- Pt950:95%。ブライダルリングに多い
- Pt900:90%。プラチナジュエリーの主流
- Pt850:85%。ネックレスチェーンに多い
古い製品では「Pm」「PT」とだけ刻まれたものもあり、この場合は純度を機器で確認します。銀は「SV925」「925」「SILVER」「STERLING」などの表記が一般的で、925は銀含有率92.5%を意味します。
海外製・アンティーク品の刻印
イギリスやフランスなどヨーロッパの古い製品には、「ホールマーク」と呼ばれる検定刻印が打たれていることがあります。ライオンや鷲などの動物、都市の紋章、製造年を示すアルファベットなどが組み合わされており、読み解ければ製造国・年代・純度まで特定できる貴重な手がかりです。数字やKの表記がなくても価値のある品は多いため、「読めない刻印がある」という段階で構いませんので、そのまま査定にお出しください。アンティークの銀器や金貨は、地金価値に加えて美術的・歴史的価値が評価されることもあります。
刻印はどこにある?探し方のポイント
刻印は次の場所にあることがほとんどです。老眼鏡やスマートフォンのカメラの拡大機能を使うと見つけやすくなります。
- 指輪:リングの内側
- ネックレス・ブレスレット:留め具(クラスプ)やプレート部分
- ピアス・イヤリング:ポスト(軸)や金具の裏
- インゴット:表面に純度・重量・ブランド・シリアル番号
- 金貨:券面の純度・重量表示
刻印がない・読めない場合はどうなる?
刻印がなくても、あきらめる必要はまったくありません。買取店では比重検査(アルキメデスの原理を利用した測定)や試金石、蛍光X線分析といった方法で、刻印に頼らずに純度を科学的に判定できます。金歯や歯科金属、貴金属の端材のように、そもそも刻印のない品も成分分析のうえで買取可能です。実際に当店の買取実績でも、成分測定による貴金属の切れ端や金歯のおまとめ買取例があります。むしろ注意したいのは、K18の刻印があっても実際はメッキという偽造刻印の存在で、専門店では刻印と機器検査を組み合わせて確認しています。
刻印と併せて確認しておきたい付属品
売却の際は、刻印の確認と合わせて次の付属品も探しておくと査定がスムーズです。
- インゴットの計算書・保証書:購入時の書類は真正性と取得価格の証明になります
- ダイヤモンドなど宝石の鑑定書・鑑別書:石の評価の裏付けになります
- ブランドジュエリーの箱・保存袋・ギャランティカード:地金価値にブランド価値を上乗せする根拠になります
- 金貨の専用ケース・ブリスターパック:記念金貨は未開封のほうが評価されやすい傾向があります
いずれも「なければ売れない」ものではありませんが、あれば評価の裏付けとして働きます。
刻印に関するよくある質問
Q. 刻印がない指輪は買取額が下がりますか?
純度が機器で確認できれば、刻印の有無そのもので地金の価値が下がることはありません。ただし査定に検査の工程が加わるため、店頭や出張での対面査定がスムーズです。査定は無料ですのでお気軽にお持ちください。
Q. 「18KGP」と「K18」は何が違いますか?
K18は金が75%含まれた合金そのものですが、18KGPは18金メッキ、つまり表面だけ金を被せた製品です。地金買取の対象になるのはK18で、GP・GF表記は原則対象外です。見分けに迷う場合は査定員にご相談ください。
Q. 造幣局のマークとは何ですか?
日本の造幣局が品位試験に合格した製品に打つ検定マークで、日の丸のデザインと純度数字で構成されます。国の機関による証明のため信頼性が高く、査定もスムーズになります。
まとめ
刻印は貴金属の種類と純度を示す重要な手がかりで、K24・K18・750・Pt900などの意味が分かれば、お手元の品のおおよその価値を見当づけられます。刻印がない品や読めない品も、比重検査や蛍光X線分析で正確に査定できますのでご安心ください。売却前の準備は高く売る7つのコツも参考になります。当店では査定・キャンセル無料、宅配・出張・店頭に対応していますので、まずはお電話でお気軽にご相談ください。